畜産インターンシップ おむすビーズ

「土佐あかうし」の飼育頭数が一番多い町・高知県・土佐町。

今回、研修を行う高知県土佐町は、ブランド牛「土佐あかうし」の生産地として名高く、飼育頭数も一番多いことで知られています。和牛のメジャー種が黒毛となった今、赤毛の牛は希少種で、とくに「土佐あかうし」は、年間出荷量は約500頭とわずか。国内でわずか0.1%という流通量で、幻の高級牛として高値で取引されています。

土佐町は、四国のど真ん中に位置する山間部にあり、四国イチ長い川・吉野川の源流域にある水と森の豊かな町です。国道からは、川沿いに牛を放牧する風景も眺めることができ、畜産業の盛んな雰囲気が伝わってきます。

1810おむすビーズ畜産インターン

今回の畜産インターンシップは多彩!肉牛VS乳牛、法人VS個人経営の畜産農家で研修

「畜産インターンシップ」は土日を含んだ4日間。主催する移住支援サポート「おむすビーズ」の高知スタッフ・長谷岡勲さんに、お話をお聞きすることができました。

「牛を育てる仕事といっても、肉牛と乳牛では仕事の内容が異なります。今回は、両方の牧場で就業体験できます。また法人経営、個人経営の両方の牧場で学ぶことができます。どちらの良さも、どちらの苦労もそれぞれです。4日間というショートステイですが、さまざまな畜産業のスタイルをで学べるように工夫しています。畜産という仕事のイメージを具体的に描くにはもってこいの機会ですよ」と話します。

インターンシップでは、農家さんからじかに話を聞きながら、畜産業の現状と基本的な業界知識を学べることが大きな魅力です。たとえば畜産業といっても、「繁殖」「肥育」と大きく2つの工程に分かれます。母牛に子牛を生ませ、その子牛を育てて出荷することを「繁殖」。市場で買った子牛を大きく育てることを「肥育」といいます。多くは、繁殖農家、肥育農家に分かれ、どちらか専門に行っていますが、両方を一貫して行う畜産農家もあります。あなたが志したいのはどちらですか?今回は、どちらも行っている農家さんの研修もありますよ。実際に仕事をして体験してみてください。

1810おむすビーズ畜産1

日本の牛肉はいま世界でもブーム!特にあか毛和牛は、価格が急上昇

畜産業という仕事についての心構えとやりがいについて、長谷岡さんは、
「動物とふれあうことが好きな方でないと、まずは務まりません。命を預かる仕事です。そのうえでいい牛をつくりたい、良い牛に育てたいという思いと行動が、収入につながり、やりがいとなっていきます。これは繁殖農家であっても、肥育農家であっても同じです。また乳牛の場合であっても、おいしい牛乳を搾乳するために、大切に牛を扱う必要があります」。

またあか牛の価格が上昇しているのも、やりがいになると長谷岡さん。和食が世界遺産となり、日本食は世界から注目されています。それにつれて、日本産の牛肉に対する評価も年々高くなり、これまで黒毛和牛に比べて、低い価格で取引されていたあか毛和牛の価格が高まっています。あか毛和牛の最大の特色は、「赤身肉」がおいしく、低脂肪であること。黒毛和牛の最大の特色である「霜降り肉」に対して、よりヘルシーであることも人気の理由のひとつ。あか牛の肉は、ローストビーフなどにすると、そのおいしさが際立ってわかります。今後も収入面で期待できそうです。

おむすビーズの現地スタッフがサポートするので、初めて参加する方も安心です

今回2回目となる畜産インターンシップ。前回は関東、関西方面から計5人が参加。農学部の学生や、畜産業を継ぎたいと考えている方、元調理人や現職・教員の方が、子どもたちの仕事観を養う上で自分が勉強したいと思ったから参加したなど、理由はさまざま。田舎への移住を考えている方の参加もOKです。

「どうしようかなと迷っている方は、一度参加してみてください。体験することで、方向性が見えてくることもあります。畜産業の経験がないことはもちろん、動物のお世話もしたことがないという未経験の方もOK。初めての方も気後れせずに参加できますよ。研修にはほぼ毎回、私が付き添いますのでご安心を。農家さんの指示がわかりにくかったり、専門用語が理解できないときは、しっかりサポートします」。

おむすビーズの研修は参加して終わりではなく、研修終了後のケアも手厚いと好評です。
「移住したいという方には空き家見学や仕事の相談、役場や農家さんとつなぐこともできる限り行いますので、お気軽に相談してくださいね」。
参加・問い合わせは続々集まっているそう。定員は残りわずか。興味のある方はお早めに申し込み、お問い合わせを。

■参加者の声

  • 祖母の実家が畜産業で、将来、家業を継ぎたいと思って参加しました。いろんな農家で研修できたので、設備や飼育法など、それぞれ工夫を凝らしている様子がわかり、自分が知らない畜産業のスタイルについて知識が深まりました。(女性)
  • 畜産学科に在籍する学生です。何を専門に学び、仕事にするのかということについて迷っていましたが、研修を通じて、あか牛を飼育したいという気持ちが強まりました。まずは今回、お世話になった畜産農家さんで研修生として、より深く学ぶことになりました。(男性・20代)
  • 調理関係の仕事をしており、食材と田舎暮らしに興味があって参加しました。今は高知県・大川村の給食センターで仕事しながら、「村の駅」からの依頼を受け、特産品を使った加工食品の開発や食堂で出すメニューの考案など、幅広い仕事をさせてもらっています(男性・30代)

■「畜産インターンシップ」

日時/11月1日(木)~4日(日)
場所/高知県土佐町各所(株式会社れいほく未来、川井畜産<家族経営>ほか)
内容/法人・個人の畜産農家さんでの研修、地域見学など(希望者は空き家見学も可)
参加費/研修費:無料(現地までの往復交通費、食費、保険代など一部実費負担あり)
定員/5名(参加者多数の場合は選考あり)
宿泊施設/おこぜハウス(男女別ルームシェア、フリーWi-Fi、シャワー、キッチン有)
対象/一次産業を中心とした生業に興味があり、体験してみたい方(初心者歓迎!)。就農や移住を考えており、場所を検討している方

主催・問/株式会社FPI おむすビーズ
電話06-6939-3631(平日10:00~17:00)
farm@fpi-group.jp
https://www.inaka-start.com/

関連記事