連続テレビ小説『まれ』や、金沢・富山~長野間の北陸新幹線開業など、今注目をあびる北陸地方。第15回目の「田舎の住まい情報」は、石川県・羽咋市(はくいし)をクローズアップしました! 

羽咋市/風景1

柴垣海岸からみた長手島

 

2015年、移住支援を行う「がんばる羽咋創生推進室」設立
今注目の北陸地方、石川県・羽咋市の魅力とは

石川県・能登半島の付け根部分に位置する羽咋市(はくいし)。人口は約2万2千人。西側は日本海に面し、夏は海水浴やサーフィンを楽しむ人たちで賑わいます。

寺社仏閣も数多く市内に点在し、今なお歴史と伝統が息づく羽咋市。人口減少が進むなか、地域活性と魅力あるまちづくりを目指し、移住支援にも力を入れています。
2015年には移住支援を行う「がんばる羽咋創生推進室」を設置。ワンストップで移住相談を受けつける窓口も設けています。

「羽咋市の魅力はたくさんあります。ぜひこの地に移り住み、都市とはまた違ったゆとりのある暮らしを叶えてほしいと思います」と移住支援を担当する羽咋市役所総務部企画財政課・がんばる羽咋創生推進室の中島一明さんは話します。

【移住の相談】
羽咋市役所 総務部企画財政課 がんばる羽咋創生推進室
TEL:0767-22-7162

羽咋市/地図

 

羽咋市ってどんなところ? 移住支援のキーマンが答えます!
知っておきたい5つのポイントをご紹介

がんばる羽咋創生推進室・中島さんに、羽咋市における暮らしのポイントや活用したい移住サービスなど、お得な情報を伺いました。

 

羽咋市/風景08

美しい砂浜が南北8kmに渡って続く千里浜海岸。車で波打ち際を走行できる日本唯一のビーチです。


その1 コンパクトな羽咋市は、「ちょうどいい田舎」

羽咋市は総面積約81km²の、比較的コンパクトな市です。そのため、車さえあれば実は便利で、山側のほうに住んでいても、コンビニなどにも10分ぐらいで行くことができます。羽咋市は都会でもない田舎すぎもしない、「ちょうどいい田舎」だと思います。金沢にも車で40分ほどで通えるので、住民の方も気軽に金沢まで出かけてらっしゃいますね。

人口減少によって、羽咋市にも限界集落とよばれる地区も存在します。しかし、地元の方の熱心な活動により移住者が増え、神子原(みこはら)地区の菅池町(すがいけまち)は限界集落から脱却しました。
2014年度は、市の定住支援策を86名が利用。移住支援によって羽咋市はすこしずつ活気づいてきていると感じています。

羽咋市/風景2

羽咋市役所からの風景。

その2 海にお寺に、羽咋市は見どころ満載

「羽咋」という名前は、神話に由来します。遠い昔、この地域に出現していた“怪鳥”を、磐衝別命(イワツクワケノミコト)という皇子が3匹の犬とともに退治。犬が怪鳥の羽を食ったことから、「羽咋(はくい)」という地名が誕生しました。現在でも神話にゆかりのある遺跡(古墳)が残されてれていますよ。

また、羽咋市の名物スポットといえば、「千里浜なぎさドライブウェイ」ははずせません。日本で唯一自動車で砂浜の波打ち際を走ることができる全長8kmのドライブウェイとして、全国の車好き、海好きが集まる場所です。旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」が発表した「世界のベストビーチ2015」では、日本国内のベストビーチ9位、本州では1位にライクインしました。

羽咋市/風景3

千里浜なぎさドライブウェイ

その3 企業誘致によって雇用も増加。お世話好きが多い羽咋市に

羽咋市では企業誘致を促進しています。アウトドアメーカー「モンベル」の工場や炭素繊維織物の製造・販売を手がける創和テキスタイル株式会社の工場などが羽咋市にあり、製造業を中心に雇用も高まっています。石川県を舞台にした朝の連続テレビ小説『まれ』の影響や、北陸新幹線の開業により、石川県全体も経済、観光の両面から盛り上がっていますよ。この機会に羽咋市にも訪れてみませんか?

移住後は、ぜひ積極的に地域との交流も楽しんでほしいですね。羽咋市の人は、お世話好きな方が多いんです。地域の行事やイベントも参加すると交友の輪も広がり、さらに羽咋市のことが好きになりますよ。新しく地域に入ってきた人に世話役的な人をつける「烏帽子(えぼし)親農家制度」がある地域も。「困ったときにも相談できる人がいて安心できる」と、移住者の方もとても喜んでいます。

その4 住まいのお得なサービズもりだくさん!

羽咋市では、住まいに関してさまざまな支援策を整備しています。市内の空き家をHPで公開する「空き家バンク」も運営。ぜひ、ご自身にあった制度を利用して、羽咋市での新しい暮らしを叶えくださいね。詳しくは市のHP、またはがんばる羽咋創生推進室までお問い合わせください。

■住まいづくり奨励金交付制度
転入者および市内在住者の新築住宅の取得に対して奨励金を交付します。
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/sypher/www/info/detail.jsp?id=3209

■定住促進家賃補助制度
市内の民間賃貸住宅に入居する子育て、または新婚世帯(市外からの転入者)に対して家賃の一部を補助。2015年度4月より空き家情報バンク登録物件に入居される方も助成対象に。
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/sypher/www/info/detail.jsp?id=4043

■空き家リフォーム再生事業
市内空き家の購入またはリフォームに対して費用の一部を助成
【購入助成額】
転入者/最大50万円
市内在住者/最大20万円

【リフォーム助成額】
・市内施工業者によるリフォーム/最大50万円
・市外施工業者によるリフォーム/最大20万円
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/sypher/www/info/detail.jsp?id=6033

■羽咋市 空き家バンク
http://www.city.hakui.ishikawa.jp/sypher/www/info/detail.jsp?id=4403

 

羽咋市/風景5

羽咋まつりでは、子どもから大人まで参加してする市の一大祭りです

 

その5 羽咋市で就農しよう! 自然栽培が学べる塾も

羽咋市では、伝統的な農業と地域の文化、景観、多様な生態系を守るために、JAはくいと共同し自然栽培の普及を目指しています。その支援策として、国の新規就農総合支援事業(※)の対象で、自然栽培を5年以上継続する就農者には支援事業で支給される金額の1割を5年間助成。
また、市とJAはくいでは「奇跡のリンゴ」で有名な木村秋則さんを講師に招いた「自然栽培実践塾」を開講しています。このほかにも、さまざまな就農支援を用意しています。羽咋市で農業にチャレンジしてみませんか?

■羽咋市自然栽培新規就農者支援
http://www.city.hakui.lg.jp/sypher/www/info/detail.jsp?id=6022

※新規就農総合支援事業・・・国が行う新規就農をサポートする支援事業。

羽咋市/風景4

神子原(みこはら)地区に広がる棚田。棚田からとれたブランド米「神子原米」はローマ法王にも献上されました。

 

★farm+bizでも神子原地区の活動についてクローズアップしています。
ぜひこちらもご覧ください!
https://farmbiz.jp/magazine/interview/mikonosato/

次ページでは、羽咋市の物件についてご紹介!

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