「田舎暮らし」と言っても、理想の暮らし方は人それぞれ。
今回の『田舎の住まい情報』は、「豊かな自然に囲まれて暮らしたい」「歴史、文化が今なお残る地域に魅力を感じる」という方にぴったりのまち、大分県国東市をご紹介!
古くから築かれてきた地域独自の歴史、文化を味わえる国東市。大分の空の玄関口としても便利
大分県の国東半島に位置する国東市。人口は約3万人です。
市の北部から東部にかけて伊予灘が広がり、市の西側には両子山、文殊山などの山々がそびえ、山の幸、海の幸どちちらにも恵まれています。
市には大分県の空の玄関口、大分空港もあり、東京方面・大阪方面からの交通の要所になっています。
市では2010年から、移住促進に本格的に取り組み、市内の空き家物件をネットで掲載する空き家バングも始動。
空き家についての相談や、現地案内も行っています。
国東半島は、大陸から仏教が伝わって以来、「神仏習合」の宗教文化が発展。
半島は「仏の里」とも呼ばれており、市内のいたるところには神社仏閣が点在。
国東独特のさまざまな祭り、伝統行事が今なお受け継がれています。
また、近年では国東半島で芸術に関連する活動が盛んです。
2014年10月4日から11月30日まで、国東市と隣の豊後高田市を会場に国東半島国際芸術が開催。
オノ・ヨーコ、彫刻家アントニー・ゴームリーなどの世界的に著名な作家から、写真家・石川直樹や韓国現代美術界の第一線を歩むアーティスト、チェ・ジョンファなど新進気鋭の作家まで、多彩な顔ぶれが参加。
半島独自の文化とアーティストの感性が融合した芸術祭と注目を集め、のべ6万人が来場しました。
芸術祭で行われたアーティストが現地で創作活動を行うアーティスト・イン・レジデンスなどによって、国東市の魅力にひかれ、実際に移住したアーティストも。地域の方々のアートへの関心と理解も深まっていますよ。
【移住の相談】
国東市役所 政策企画課
Tel:0978-72-5161