農業人、蔵人…日本の伝統産業はどこも人材不足
日本の産業・文化を盛り立てていきたい

農業人口がかつてないほど減っているのですが、日本酒を造る蔵人も、年々減少しているそう。
本日、日本酒文化振興のために、東奔西走し、優れた蔵元と、飲食店・消費者をつなげる取り組みをしている三井酒店(大阪府八尾市)の店主・三井聖吉さんにお話をうかがう機会に恵まれました。

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三井酒店 三代目店主 三井聖吉さん(右から2番目)。壁には全国の蔵元や杜氏、師と仰いだ元日本酒鑑定官の上原浩氏の写真などがズラリ。

 

大阪・天王寺から電車で15分ちょっと。JR八尾駅北口を出てすぐ。住宅街の中にある「三井酒店」。日本酒好きには、あまりにも有名なお店です。ガラリと扉を開けると、笑顔で出迎えてくれました。

本日ご訪問したのは、農業同様、人口減で悩む酒蔵の現状をヒアリングし、今後何かお手伝いできないかというもの。
「昔は農閑期に農家の人が出稼ぎとして、蔵人となり日本酒づくりを支えていましたが、今ではなかなか冬限定の期間雇用では人が集まらず、、、。一部の大手酒造メーカーをのぞき、小さな蔵は人材不足を抱えていますね」。

三井さんの見解やアドバイスを聞きつつ、メモ取り。私たちは、何からお手伝いできるのか─。たっぷり2時間、様々なお話をお聞きすることができました。また日本酒について、私たちがまずは知らなくてはいかんじゃないかということで、三井さんに利き酒について教わったり、蔵見学に行ったほうが良いなどのアドバイスもいただきました。(早速、今週末、滋賀県の蔵元さんに行くゾ~。)

三井酒店01

三井酒店はJR八尾駅からすぐ。アクセス楽々。

 

話もひと段落ついたところで、社内の日本酒通のメンバーに「三井さん直々のおすすめの1本をゲットしてきて~」と頼まれていたので、意気込んで尋ねると「コレがいい」と断言。

外国人杜氏として業界内で著名なフィリップ・ハーパーさんが醸す「玉川~無濾過生原酒」(木下酒造/京都府京丹後市)。山廃仕込み。夏の時期まで引っ張ってもへたれない生原酒なんて、そうそうないからとのこと。開けるのが楽しみです!

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「玉川」無濾過生原酒 雑酒

「でね、これ、アルコール度数22度~23度。日本酒としては規格外なんで、ラベルには“日本酒”って記せない代物ですねん」。
???
ラベルには『雑酒』の文字が。初めて見ました。焼酎レベルなんで、氷を浮かべて呑むのが良いとのこと。これを1盃呑んだら、1.5盃呑んだと思ってくださいね。

(これは会社のメンバーがさぞ喜びそう!!)

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帰りにはご近所で評判の天ぷら屋さんをご案内していただきました。
雰囲気も居心地もよく、お料理もバツグンでした。おいしいお酒のあるところには、おいしい料理も伴うものなのですね。

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天ぷら「心」。さん。

 

日本酒を理解して呑むと、味わいの楽しみ方も俄然、広がると三井さん。三井酒店には、オリジナルに特注して造ってもらっているお酒もあるんですよ。初めてのお客様にも、分け隔てなく丁寧にお酒について教えて頂けます。もちろん店内には三井さんの目利きの日本酒がつまってます。機会があれば、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

日本酒について学びたいという方には、利き酒会や蔵元見学会に行ってみては?
直近では、以下のイベントがありますよ~♫

■燗酒劇場 inKYOTO
2015年 8月30日(日)17:30~(受付)18:00(開場)
会場/京都 東急ホテル
会費/8000円
ゲスト/尾瀬あきら氏
主催/関西末広会
http://www.geocities.jp/kansai_suehirokai/

■三井酒店
八尾市安中町4-7-14
http://mituisaketen.justhpbs.jp/