梅雨真っ只中、待望の雨が降るれいほくです。
梅雨に入ったとは言ったとはいえ、ここれいほく地域は雨が少なく空梅雨ぎみでしたので、有難いことです。

さて、一昨日にスタッフ前田は初めて防除を体験しました。
防除=害虫駆除や制御という作業です。

ピーマンの誘引作業をしていたところ、ある株の葉の裏面にびっしりアブラムシが(汗)
グロ注意として写真を掲載しようかとしましたが、止めときます。
よく見ると畝に張ったシルバーマルチ(畝の表面に張ったビニールのシート)に白いけし粒のようなアブラムシの死骸が落ちています。

よく指導員の方がおっしゃっています。
農家に向いている人は観察力がある人、昨日と今日とで作物に違いがないのか、その違いに気づける人だと言います。

注意深く観察している人なら、マルチのけし粒を見て”まずいこと”が起っていることを予測するでしょう。しかしながら、私たちはそこに気がつきませんでした。
指導員の方が、急遽予定を変更しアブラムシがビニールハウス内に蔓延する前に対策として防除をすることにしました。

水桶に200lの水を張り、数種類の薬剤を溶かし準備をします。
しかし、何より大変なのが農薬用マスクをつけての散布の作業。

農家の皆さんは「竿を振る」とか表現しますが、散布用の竿状のノズルを長袖、長ズボンに長靴、おまけにマスクをつけて振る作業はかなりきついです。
日が差し、気温が上がる中、葉の裏面にもまんべんなく薬剤がかかるよう丁寧にかつ、薬剤を無駄無く使うため効率的に行う必要があります。

しかしながら、汗が拭いても拭いても滲み、呼吸もマスクで十分でない中、作業を続けてると次第に気が遠のき軽い酸欠状態になり、他の人に代わって作業を続けてもらいました。
ビニールハウスの外に出て体調を整え、再び防除作業を行うこと半日、4棟の施設のうち、3棟までは防除できましたが、1棟残ってしまいました。

生活がかかってるのですから、アブラムシごときに負けてはなりませんが、正直防除はきつい作業です。
天敵昆虫を使った防除もありますが、100%防除可能かというとそうでもありません。
無農薬で取り組まれてる方は、牛乳や唐辛子、木酢液など色々なものを使って防除している様ですが、虫との戦いは尽きること無く続きます。

農業とは自然との戦い、知恵比べでもあると実感した防除作業でした。

今回は、気が遠のく中でしたので写真が十分でなく、スミマセン。