2013年11月1日(金)~21日(木)の3週間。株式会社れいほく未来にて第1期インターンシップを行いました。
インターン概要
- 受入先/株式会社れいほく未来 期間/2013年11月1日(金)~21日(木)
- 宿泊/おこぜハウス
- インターン参加者プロフィール
男性3名(30~50代)
いずれも関西在住者
れいほく地域に訪れるのははじめて
農業学校卒業生1名、農業未経験2名
主なインターン作業内容
- パプリカの収穫、選別、袋詰め、出荷作業
- きゅうりの誘引作業
- ゆず、生姜、大根、つるなしインゲンの収穫
- キャベツの定植
- 農地周辺の樹木の伐採、草刈り
- 玄米の保存倉庫の整理
受入先の株式会社れいほく未来様は多種多様な作物を手がけられており、収穫作業のほかにも、選別や袋詰め、誘引作業まで様々な種類の作業を体験させていただきました。また、地域の他の農家様にも積極的にお伺いし、ゆずの収穫などをお手伝いさせていただきました。ほかにも農地作りには欠かせない草刈りや樹木の伐採という山間部ならではの作業体験もさせていただきました。現地でのスケジュール管理や当日の作業の受入先との調整、地域農家さまとのコミュニケーションはファームビズの現地スタッフが常駐し、参加者がインターンに集中できる環境をサポートさせていただきました。
現地での共同生活
現地では参加者とファームビズ現地スタッフとの共同生活を行いました。食事は全員で自炊。食材は現地の農家様からご提供いただくこともあり、今日収穫した作物が夕飯の材料となることもありました。夕飯のあとはその日の作業レポートをまとめていただきます。その日行った作業、作業の目的や個人の目標、一日の反省点や明日以降に活かせることなど、短期のインターンではなかなか考えることのない長期での濃い体験となりました。
その他、現地での体験や見学
- 現地農家の見学会参加
- 移住者の経営する飲食店訪問
- 嶺北畜産能力共進会の見学
- 大川村謝肉祭の見学
インターンは月曜日~金曜日、8:00~17:00を基本とし、土日はお休みとなります。インターンでは休日を利用して祭事に参加したり、地域の農家様への見学訪問や交流会などをサポートさせていただきました。単なる農業体験にとどまらず、地域の生活をできるだけイメージできるようなイベントの参加をしていただくことで、就農と現地での生活を体験していただけるようサポートいたしました。
インターンを終えて、参加者の声
- 3週間で全てをを理解するのは無理ですが、「農」を中心とした生活は自分にとってとてもイメージができた。
- 高知の方たちはとても人柄が良いと感じました。業種を問わず人との繋がりを大事にできる場所だと感じました。
- 初めて経験した作業ばかりでしたが、自然の大きな力を身をもって感じることができた貴重な体験でした
- きゅうりの誘引作業は、日光の当たり具合や風のとおり道など、頭を使った作業だったのでとても勉強になった。
- 農作業の話はもちろん、コストや売上など現実的なお話も聞くことができ、とても参考になりました。
- 自分の思った以上にれいほく地域は住みやすい土地だと感じた。気温の寒暖差も思ったほどではなかった。
ファームビズ初のインターン参加者ということもあり、開始当初はみなさん表情が硬かったり、不安な面持ちを感じることもありました。ですがインターンを進めるにつれて、イキイキとした表情に変わり、作業を覚えるにつれて楽しさや作業の意味などを感じていただけたようです。3週間という期間についても、やはりはじめは長いと感じられていたようですが、終わる頃には物足りなさ、もっとやっていたいという気持ちをもって頂いたようで、長期インターンの成果が出ていたようです。
インターン参加者の今後
- 株式会社れいほく未来への就職の検討を開始:1名
- 大阪にて農業訓練校へ入学を検討:1名
インターン活動を通じて、法人としての雰囲気や地域の方の親しみやすさ、当初イメージしていたよりれいほく地域が住みやすい場所であることなどに魅力を感じていただき、雇用を前提とした検討段階に入っています。また受入先である株式会社れいほく未来からも、今回のインターン生の評価は高く、インターン生本人の意思さえ決まればさまざまな受入サポートを行っていただけるという温かい言葉をいただいています。