日本の農業界のトップリーダー20代表が大分に集結!未来を切り拓く農家や農業団体を表彰

大森ステーション▲グランプリの「毎日農業大賞」に選ばれた大森カウステーションの社長、大森敏雄さん

全国20代表が、独創的で卓越した栽培法や経営手法を発表

第63回 全国農業コンクール(主催:毎日新聞社、大分県)全国大会が、7月17日(木)に大分県大分市・ホルトホール大分で開催されました。
全国農業コンクールは「応援しよう!日本の農業」をスローガンに、毎日新聞社が1952年に創設。独創的で卓越した技術と経営手法で、日本の農業の未来を切り拓く農家や農業団体を表彰する伝統ある農業賞となっています。

当日は書類審査を通過し、中央審査委員が、実際に技術・経営の両面において現地審査を行った全国20代表が集結。各自、先進的な独自の取り組みを発表しました。

大賞は青森県六ヶ所村の酪農家 大森カウステーション
牛の快適性を追求し、地域をけん引!

みごと今年のグランプリ「毎日農業大賞」に輝いたのは、青森県六ヶ所村で酪農を営む有限会社大森カウステーション。

カウコンフォート(牛の快適性)の追求と地域でのリーダーシップが評価され、受賞となりました。特に牛舎は、牛が自由に動き回れるよう仕切りを設けず、牛のストレスを軽減。乳が張った牛が近づけば自動で搾乳できる搾乳ロボットを導入し、労働を省力化。42年前にわずか20頭で始めた酪農業を、その数20倍以上に増やし、規模拡大に踏み切れない地域の酪農家のけん引役となっています。

毎日新聞社専務取締役 

▲第63回全国農業コンクール全国大会の開会式であいさつをする毎日新聞社の伊藤芳明・専務取締役主筆=大分市のホルトホール大分で17日

毎日新聞社 専務取締役主筆の伊藤芳明さんは、「農業を愛し、地元を愛するプロ中のプロである全国20代表の皆さんの発表が、農業に携わる全国の人々にとって示唆に富むアドバイスになると確信しています」とあいさつ。 高齢化と人口減、TPP問題など先行き不透明な農業界に、今年も新しい風を吹き込む素晴らしい大会となりました。

また大森カウステーションを含む10代表が名誉賞(農林水産大臣賞)を、その他10代表が優秀賞を受賞しました。

今年の20代表の中には、全国農業体験ポータルサイト「47ファーム」で体験者を受け入れてくださっている福島県の有限会社 花雅(優秀賞受賞)も。

■全国農業体験ポータルサイト「47ファーム」/ 有限会社 花雅(福島県)

有限会社 花雅
▲会場で自社の取り組みを発表する 有限会社 花雅 渡部雅幸専務(福島県)。
福島第一原発事故の風評被害と闘う中、栽培や販売法に工夫を重ねる。
若手農業者と研究会を立ち上げ、豪雪地帯の弱みを逆手にとって、
雪の下で甘みを増す高級「雪下キャベツ」を栽培。

20代表の発表が知りたい人は「プロ農業20代表」を

毎日新聞社では、毎年、この全国20代表の取り組みをまとめた「プロ農業20代表」を制作。
今年は9月下旬をめどに発行を予定しているのだそう。今の自分の農業を変えてみたいと思っている方、これから就農を目指す人にとって、身近な参考書になりそうですね。

20代表本

▲「プロ農業20代表」定価1500円/送料実費
購入したい方は、毎日新聞大阪本社 全国農業コンクール事務局へ(連絡先は下部)

  ********************************************************************************************************* 来年、全国農業コンクールは、富山県で開催する予定だそうですよ!
今、農業に取り組んでいる方はぜひトライしてみませんか。
多くの農業関係者と語り合うことで、見えてくるものがあるかもしれません。
大先輩の取り組みを参考に、みなさん、自分の目指す農業にむけて頑張ってくださいね。

来年のコンクールは、ぜひfarm+bizスタッフも現地入りして、会場のホットな雰囲気を取材したいと思います!

■取材協力 毎日新聞大阪本社 全国農業コンクール事務局
TEL:06-6346-8407
メール:agri-compe@mainichi.co.jp
■画像協力/毎日新聞社

(文・杉谷淳子)

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