今や世界で活躍し知らない人はいないのではと思わせる大谷翔平選手。
そんな大谷選手は高校時代夢を叶えるために作った目標達成シートがありますが、その中に運がいい人になるためにすることに「部屋を掃除をする」「挨拶をする」「プラス思考」などと同様に「本を読む」というのがあります。
そんな本を読む時間を大切にしている大谷翔平選手の読んでいる本やおすすめの愛読書をお伝えしていきます。
大谷翔平が読んでる本や愛読書は?
今や世界で知らない人はいない二刀流の大谷選手はどんな本を読んでいるのかご紹介します。
プライベートでは読書をすることが多い大谷選手は、本を読む時間をとても大切のしているようです。
日本ハム時代から寮の部屋は本で溢れていたのだとか。
その中にあった本は、
・筋肉の化学
・鉄道王 A・カーネギー「富の法則」
・中村天風「運命を拓く」
大谷選手はいろんなジャンルの本を読んでいて、その方が自分で方向性を決めるのも上手くなると考えているようです。
1回読んだだけではその本から得られるものは30%〜40%くらいなので、2〜3回は読むようにしているというこだわり。
そうすることによって違う捉え方ができると考えているようです。
続いて大谷翔平のおすすめの本を紹介していきます。
大谷翔平のおすすめの本を紹介
・チーズはどこに消えた/スペンサー・ジョンソン
・成功への情熱/稲盛和夫
・イーロンマスクの野望/竹内一正
・論語と算盤/渋沢栄一
・運命を拓く/中村天風
1.チーズはどこに消えた/スペンサー・ジョンソン
チーズはどこに消えた/スペンサー・ジョンソン
2016年にテレビのインタビューで紹介された本は2000年に年間ベストセラー1位
2匹のネズミと2人の小人が迷路の中でチーズを探すというストーリー
「変化を恐れずに道を開く」
従来通りの考え方を変えていくことの大切さを語っている本です。
とてもわかりやすい内容の本で100ページもないのですが、アップルやベンツ、IBMなどという世界トップ企業が社員教育の教材として使われてる本です。
2.成功への情熱 稲盛和夫
成功への情熱/稲盛和夫
稲盛和夫氏は京セラや現在のKDDIの創業者です。
稲盛和夫さんは、京セラを一代で大企業に育てauの元となるKDDIを創業した人物です。
また、70歳を過ぎても日本航空の立て直しを見事成し遂げた経歴のある方です。
この本ではアメリカの電子メーカーの勉強会での経営哲学を中心に語られていて、経営やビジネスだけではなく、「人間としての正しいことを追求すれば人間は自ずと成功する」ということを語られた本です。
さらに、人生の生き方や成功するために必要だと思わせられる内容がぎっしりと詰まった本です。
3.イーロンマスクの野望/竹内一正
イーロンマスクの野望/竹内一正
2016年に大谷翔平選手が日本ハムファイターズに在籍していた当時、球団の全堂での読書最新キャンペーンで紹介した本です。
イーロンマスクは全米では有名な経営者でスペースX社やテスラ自動車、ツイッターなどの会社の経営者です。
大谷翔平選手は、
人類の新しい環境になる火星への移住を企てる革命家イーロン・マスク氏ん野望を書いた本です。人生に一度宇宙に行ってみたいという思いがさらに強まりました。
とこの本を読んで感じたようです。
4.論語と算盤/渋沢栄一
論語と算盤/渋沢栄一
渋沢栄一は新しい一万円札の人で、NHKの大河ドラマでも話題になった人物です。
この「論語と算盤」本は日本ハム時代の監督栗山英樹監督から紹介された本です。
道徳の象徴である論語と経済活動を示すそろばんという相反する概念の2つを大切にしていくことが人生を成功に導いていくとう哲学が書かれている本で、多くの学びがある本です。
5.運命を拓く/中村天風
運命を拓く/中村天風
当時不治の病と言われた肺結核を30歳の時にかかってしまい、それをきっかけに行動して得た体験や考え方や人生論を人々に伝える活動をしていた方です。
この本では、中村天風さんが講演などで伝えていた内容をまとめた本で、困難な状況や考え方が記載されています。
中村天風さん
中村天風さんは明治から昭和の時代の思想家で、1968年に亡くなりました。
波瀾万丈な人生 26歳 参謀本部諜報部員として旧満州で活躍
28歳 日露戦争で敵に捕まえられる寸前で救出されるがその後結核になる
33歳 いしゃや宗教に救いを求めるが得られず
「座して死を待つよりも」と救いを求め世界を巡る
35歳 エジプトでヨガの大聖者と出会う死ぬまでは生きている
死を考えても仕方ないと言われインドで修行を始め病を克服
43歳 自らの経験と研究による
天風哲学を広める活動を開始した人
積極的と消極的に生きることの違いとは、捉え方の違いで、
という心の持ちようや捉え方の違いで幸せになる人と不平不満でいっぱいの生き方をしてしまう。
マイナスな感情をプラスに変えていく生き方を教えてくれる本で、スポーツ界や政治家などの中にも読んでいる本としても有名な1冊です。
きっと、怪我で苦しんだ時や二刀流へのマスコミからのマイナスな評価を得たときなどに大谷選手の力の源になっていた1冊ではないかと思います。
大谷翔平選手はマンガも大好き!
大谷翔平選手は漫画も大好きで、特に「スラムダンク」が大好きなんだとか!
安西先生のセリフの「諦めたらそこで試合終了だよ」で有名なマンガ。
今シーズンのテーマソングはスラムダンクの劇場主題歌にするほど!
2023年の大谷選手登場曲はスラムダンクの映画版主題歌です。
事故で障害を背負い自暴自棄になっていた高校生がスポーツと出会い新たな人生を歩んでいくことが描かれている「リアル」
野球漫画「H2」「ダイヤのエース」を読んでいた漫画としています。
大谷翔平選手は漫画はお風呂の中で読むことが多いとインタビューで語っていました。
本を読むことを教えた恩師
大谷翔平選手は高校時代から内面を磨くために読書をしてきましたが、読書を進めていた人が2人の恩師がいました。
1人は花巻東高校の佐々木監督
佐々木監督の教えは野球だけに限らず、広い視野を持って色々な考え方を学ぶという指導方針の元、本を読むことは人間性の成長を高めてくれるのに必要だという考えを大谷翔平選手に伝えていました。
それをしっかりと実践した大谷翔平選手は、読書を習慣にするようになりました。
そして、2人目は栗山英樹監督
プロ野球界に入ってから出会った栗山英樹監督は自身も本を出版するほどの読書家です。
本から学ぶ大切さを教えられました。
栗山英樹は多くの本を進めていたようで、野球以外の本からも
「外にはヒントはいっぱいある。そこから得られる感性がないと成長できない。
野球の世界じゃ無いところから幅を広げる術を持ってないと新しいことが見えてこない。人として成長できれば野球って絶対上手くなる」
と述べていたようです。
このように大谷選手が出会った2人の監督が「本を読むことは成長するために大切なこと」として教え大谷翔平選手を読書家に道時いてくれました。
大谷翔平選手は野球に関する本だけでなく、ビジネス書や哲学書、そしてマンガといういろんなジャンルの本を読み自分の肥やしにしている大谷翔平は、本を読んで、心に留まった文章や言葉をノートに書き留めているようです。
冒頭でもお伝えしましたが、
「1回読んだだけではその本から得られるものは30%〜40%くらいなので、2〜3回は読むようにしている」ようですね。