大谷翔平選手が所属する「エンゼルス」がプレーオフ(ポストシーズン)に進出するにはどんな条件があるのでしょうか?
MLBのプレーオフ(ポストシーズン)進出は、エンゼルスにとっての最終目標ですが、その条件は、レギュラーシーズンでの成績が重要です。
ディビジョン(地区)の順位やワイルドカード争いなど、他のチームとの戦績やスタンディングも影響します。
さらに、チーム全体の健康状態や怪我人の有無も重要な要素となります。
エンゼルスがプレーオフに進出するためには、これらの要素を理解し、戦略的なプレーと優れたチームワークが必要です。
この記事では、具体的な条件とその仕組みについて徹底解説していきます。
MLBのプレーオフ(ポストシーズン)とは?エンゼルスが出場するための基本的な仕組みを解説
ポストシーズンは、MLBのレギュラーシーズン後に行われる順位決定戦で、ワールドシリーズまで進みます。
全30球団のうち、12球団が参加することができ、ワイルドカードゲームから始まり、ワールドシリーズまでの一連の試合が行われます。
レギュラーシーズン終了後の通常10月以降に行われるMLBのポストシーズンは、以下のような形式で行われます。
ワイルドカードチーム同士が1試合勝負を行い、勝利したチームがディビジョンシリーズに進出します。②ディビジョンシリーズ:
各リーグの3チーム(ディビジョン優勝チーム2チームとワイルドカード勝者1チーム)が対戦し、ベストオブ5(3勝必要)のシリーズを行います。③リーグチャンピオンシップシリーズ:
ディビジョンシリーズを勝ち抜いたチーム同士が対戦し、ベストオブ7(4勝必要)のシリーズを行います。
プレーオフへの挑戦!エンゼルスが他のチームと競い合うワイルドカード争いの仕組みとは?
日本リーグでいう、クライマックスシリーズの2位と3位が戦う試合です。
リーグで優勝できなかったけど、勝率が高い上位2チームがディビジョンシリーズ(準決勝)進出に挑むことができます。
メジャーリーグベースボール(MLB)におけるワイルドカードは、ポストシーズン進出のためのチャンスを得るための制度です。
ワイルドカードは、各リーグのディビジョン優勝チーム以外で、最も成績の良い非優勝チームに与えられます。
具体的には、アメリカンリーグとナショナルリーグそれぞれにおいて、ワイルドカードゲームが行われます。
ワイルドカードゲームは、各リーグのワイルドカードチーム同士が1試合勝負を行います。このゲームの勝者がディビジョンシリーズに進出できます。
ワイルドカードチームは通常、その年の成績に基づいて選出され、成績の良い非優勝チームがワイルドカードとなり、ディビジョンシリーズ進出の機会を得ることができます。
ワイルドカードは、ポストシーズンにおける興奮とドラマをさらに高める要素であり、成績の良いチームにとっては再びチャンピオンシップを目指す機会となります。
エンゼルスが出場するための基本的な仕組みを解説
メジャーリーグのチームがプレーオフ(ポストシーズン)に進出するためには、レギュラーシーズンで各地区15チームのうちの優勝チームを除く12チームのうち勝率の高い2チームが出場権を得る必要があります。
エンゼルスがポストシーズンに進出するためには、レギュラーシーズンのアメリカンリーグ西地区の5チームの中で上位2位に入る必要があります。
MLB2023年のレギュラーシーズン「3月30日(日本時間3月31日)〜10月1日(日本時間10月2日)」に全30球団が一斉に開幕し、各チームがレギュラーシーズンを通じ、地区内で試合を行い全162試合を戦います。
ポストシーズンを詳しく解説していきます。
ポストシーズンのトーナメントを解説
メジャーリーグベースボールは、「ナショナルリーグ」と「アメリカンリーグ」の2リーグがあります。
シーズンを勝ち抜いた各リーグの優勝チームがワールドシリーズと呼ばれる優勝決定戦を行いワールドチャンピオンを決定します。
各地区の優勝チームと、ワイルドカードでの試合に勝利したチーム、計4チームで戦います。地区優勝したチームはすでに勝ち抜けており、ポストシーズン進出が確定しています。
アメリカンリーグとナショナルリーグでそれぞれ3つの地区があり、各地区優勝3チームと、優勝チームを除いたアメリカン・リーグとナショナルリーグで勝率上位3チームが出場します。
ポストシーズンが開催され、10月末から11月初旬にワールドチャンピオンが決定します。
つまり、
アメリカンリーグ東地区、中地区、西地区の優勝チーム3チーム
と
アメリカンリーグ東地区、中地区、西地区の優勝3チームを除いた勝率上位3チーム
ナショナルリーグ東地区、中地区、西地区の優勝チーム3チーム
と
ナショナルリーグ東地区、中地区、西地区の優勝3チームを除いた勝率上位3チーム
合計12チームがポストシーズンに出場できます。
MLBのアメリカンリーグとナショナルリーグのチームを解説
メジャーリーグにはアメリカンリーグとナショナルリーグがあり、それぞれ東地区・中地区・西地区に5チームずつあります。
アメリカンリーグ東地区・中地区・西地区
アメリカンリーグ東地区、中地区、西地区それぞれのチームをご紹介していきます。
アメリカンリーグ東地区の5チーム
ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)ジャッジ選手
ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)吉田選手
トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)
タンパベイ・レイズ(Tampa Bay Rays)
ボルチモア・オリオールズ(Baltimore Orioles)
これらのチームがアメリカンリーグ東地区に所属しており、シーズンを通じて地区内での試合を行って競い合います。
ヤンキースとレッドソックスは特に長い歴史と激しいライバル関係を持ち、東地区の強豪として知られています。
ブルージェイズやレイズも近年、戦力を強化して競争力を高めており、オリオールズも注目すべきチームです。
アメリカンリーグ中地区の5チーム
シカゴ・ホワイトソックス(Chicago White Sox)
クリーブランド・ガーディアンズ(Cleveland Guardians)
デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)
カンザスシティ・ロイヤルズ(Kansas City Royals)
ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)
これらのチームがアメリカンリーグ中地区に所属しています。
ホワイトソックスは近年、強力な戦力を持ち注目されており、ガーディアンズ(旧名:インディアンス)も実力を持つチームです。
タイガース、ロイヤルズ、ツインズは若手選手の育成に力を入れながら再建を図っています。
アメリカンリーグ西地区の5チーム
ヒューストン・アストロズ(Houston Astros)
オークランド・アスレチックス(Oakland Athletics)藤浪選手
シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)イチローコーチ
テキサス・レンジャーズ(Texas Rangers)
ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)大谷翔平選手
これらのチームがアメリカンリーグ西地区に所属しており、シーズンを通じて地区内での試合を行って競い合います。
アストロズは近年、強豪として知られており、アスレチックスも長い歴史と安定した戦力を持つチームです。
マリナーズは若手選手の台頭や戦力の向上が見られ、レンジャーズも再建を進めています。
エンゼルスはスーパースター、大谷翔平とマイク・トラウトを擁する注目のチームです。
ナショナルリーグ東地区・中地区・西地区
ナショナルリーグ東地区、中地区、西地区をご紹介します。
ナショナルリーグ東地区の5チーム
アトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)
フィラデルフィア・フィリーズ(Philadelphia Phillies)
ニューヨーク・メッツ(New York Mets)千賀選手
ワシントン・ナショナルズ(Washington Nationals)
マイアミ・マーリンズ(Miami Marlins)
ブレーブスやフィリーズ、メッツなどは伝統あるチームであり、数々のタイトルを獲得しています。
ナショナルズは2019年にワールドシリーズを制覇。
マーリンズも若手選手の台頭などで注目を集めています。
ナショナルリーグ中地区の5チーム
シカゴ・カブス(Chicago Cubs)鈴木聖也選手
シンシナティ・レッズ(Cincinnati Reds)
ミルウォーキー・ブルワーズ(Milwaukee Brewers)
ピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)
セントルイス・カージナルス(St. Louis Cardinals)ヌートバー選手
ナショナルリーグ西地区の5チーム
ロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)
サンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)
サンディエゴ・パドレス(San Diego Padres)ダルビッシュ選手
コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)
アリゾナ・ダイヤモンドバックス(Arizona Diamondbacks)
エンゼルスがポストシーズンに進出できるように応援します!