あんずオイルの特徴や効果効能とは?使い方や選び方もご紹介

オイル

あんずというと、オレンジ色の甘酸っぱいほのかに香る果実がまず思い浮かびます。

どちらかというと、ジャムやジュース、食べ物のイメージです。

そんなあんずで出来た美容オイルがあることをご存じですか?

本記事ではあんずオイルの特徴や効果・効能、そして使い方や選び方をご紹介します。

あんずオイルの特徴

あんず油とは、天然あんずの種から取れるオイルを主成分に、香りまで全てが自然由来の美容オイルです。

成分中には、あんず種子油・トコフェロール(天然ビタミンE)・香料(天然)の他に、オレイン酸やミネラルなどが含まれています。

保湿効果があるため、ヘアケアでは髪のパサつきや頭皮の乾燥を防ぐことができます。

天然から採られた成分のため、髪や皮膚にも優しく作用します。

他のオイルと比較

他の天然由来のオイルとも比べてみましょう。

良く知られるつばき油とあんず油との違いは「質感」です。

あんず油はオレイン酸の含有量より少ないことで、サラッとした質感です。

もうひとつ、天然美容オイルとしてご存じの、ホホバオイルとも比べてみましょう。

ホホバは砂漠でも生きられる植物なので、水分を保つ力が強く、油分もしっかり含まれていますので、あんず油よりしっとりしていますが、香りはほぼありません。

香りが欲しいかたにはあんず油はおすすめです。

あんずオイルのメリットやデメリット

あんずオイルにはメリットやデメリット(注意点)があります。

いくつかご紹介していきます。

あんずオイルのデメリット

あんずオイルのデメリットはあります。

酸化

あんず油は天然オイルなので、放置していると酸化したり、劣化します。

一度容器を開けたら、半年をめどに使い切ることをおすすめします。

保管場所

高温多湿での場所の保管は劣化のもとなので、避けましょう。

あんずオイルのメリット

つぎは、メリットをご紹介します。

髪のパサつきを抑える

あんず油は保湿力が非常に高いので、髪が保湿され、パサつきや、くせ毛やアホ毛も抑えられます。

頭皮の保湿

保湿力は髪だけではなく頭皮、皮膚の部分にも浸透します。

頭皮の改善

頭皮に受けたダメージを改善し、フケ・かゆみなどに効果があります。

紫外線から髪を守る

キューティクルをコートすることで、紫外線のダメージから髪の傷みを防ぎ、ツヤ髪を維持できます。

育毛効果

あんずオイルに含まれるオレイン酸やミネラル成分で髪に栄養を与え、さらには保湿効果で頭皮環境を守るため、育毛効果にも一定の効果が期待できます。

静電気を防止

雨や乾燥、風などで髪が広がってしまった時に、通常のワックスなどを使用するより、自然な感じで髪の広がりを抑えられます。

あんずオイルの選び方

あんずオイルの選び方はどうやって選べばいいのでしょうか?

・原産地や品質
・製法
・刺激の少ないもの
・使用感

原料の産地・品質

品質は産地によって異なります。

南フランスのローヌ地方は栽培に適した土地と言われ、そこで有機栽培されているあんずは、果実も大きく有効成分を多く含んでいるため高品質です。

できればローヌ地方記載の商品を選びましょう。

オイル製法

オイル製法はとても大事です!

高温で大量生産のものより、低温じっくり抽出されたオイルにしましょう。

高温は質が低下してしまい、逆にお肌に悪影響を及ぼす可能性があります。

肌への優しさ確認

香料や法定タール色素、合成界面活性剤不使用のものが望ましいです。

厳しい基準を設けて取得できる、オーガニック製品の品質保証や認証があるものを選びましょう。

使用感チェック

使い心地は大切です。

効果は長期使用したからこそわかるものですが、口コミを利用して体験談を参考にしてみたり、自身が長期使用してみて得た感覚を大切にしましょう。

サブの成分もチェック

主成分の杏仁オイルの他に、メーカーによって追加される成分が違います。
それぞれのメー
カーの成分もチェックしておくとよいでしょう。

シリーズ展開の有無

あんずオイルを使用するのならば、シャンプーやトリートメント、ミルクなど、ラインナップがシリーズ展開しているものがおすすめです。

同様の成分を使うことで効果アップが期待できるからです。

あんずオイルの使い方

スキンケア・ヘアケアとしての使い方をご紹介します。

ここではヘアケアが中心となりますが、髪の毛も肌もオイルは同じですので、同じ効果が期待できます。

特に頭皮は皮膚同様ですので、皮膚もお肌の様子を見ながらお試しすることをおすすめします。

スキンケア・ネイルケア

幅広い箇所には手のひらに一円玉くらいのオイル量を目安に、狭い箇所には一滴程度を目安

に塗りこみ馴染ませます。

トリートメント

タオルドライ後、髪全体に馴染ませるように使います。翌日のくせ毛やパサつきを予防します。

ヘアパック

髪を湿らせ、あんず油を馴染ませて、約10分蒸しタオルなどで覆っておきます

その後シャンプーしてしっかり洗い流します。

頭皮マッサージ

頭皮が乾いた状態で油を馴染ませ頭皮マッサージします。

その後シャンプーしてしっかり洗い流します。

お出かけ前のスタイリング

少量のあんず油を手に取り髪全体に馴染ませるとパサつきもしっとり落ち着きます。

あんずオイルの特徴や効果効能は?使い方や選び方もご紹介まとめ

あんずオイルの特徴や効果効能、使い方や選び方をご紹介しました。

オーガニックブームも後押しし、「天然由来オイル」と名乗るものも様々出回っています。

「天然」だからと安心安全とは一口には言えず、天然のイメージがあるものほど、純正なのか、他の添加物が入っていないか見極めながら、より注意深く商品を選ぶことも大切です。

また、使い方も大量に使えばよいというものではなく、調節しながら少量ずつ使っていくのがよいでしょう。

自然由来だからこそ、正しい製品を選び、正しく使い、効果はすぐには現れなくても、長く愛用していくことで、気づいたら寄り添う存在になり、無くてはならない一品になるのが質の良い天然由来の美容オイルの特徴の一つと言えるでしょう。

本記事でご紹介したあんずオイルも、焦らずゆっくりとお付き合いしていくことをおすすめします。

 

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