アルガンオイルとホホバオイル違いを比較!おすすめはどっちがいい?

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最近では、すっかり定着しつつある「オイル美容」その中でも、根強い人気と認知度のある「アルガンオイル」

また、様々な化粧品の原材料としても幅広く使われている「ホホバオイル」この2つのオイルの違いはどこにあるのでしょうか?

その違いやおすすめのポイントを詳しくお伝えします♪

アルガンオイルの特徴

強靭な生命力から「鉄の木」とも呼ばれるアルガンの木。

暑さや乾燥に強く地上深くに伸びた根から水分を吸い上げ、数年間雨が降らなくても枯れないといいます。

北アフリカのモロッコでしか産出されない貴重なオイルで、アルガンの木の種の中にある「仁」を圧搾してつくられます。

高濃度のオレイン酸とオリーブオイルの数倍のビタミンEを含み、高いアンチエイジング効果が期待できる万能オイルです。

100kgの果実から採れるオイルはわずか1リットルで、採取にも手間がかかるため値段は高価になりますが、優れた保湿効果・肌の活性化・抗酸化作用による老化防止・紫外線からの保護など「若返りオイル」として高い価値のあるオイルです。

注目美容成分

・オレイン酸

・リノール酸

・ビタミンE(オリーブオイルの数倍)

 

オレイン酸は皮脂にも含まれる成分で、お肌に自然な潤いを与え、皮膚を柔らかくする作用もあるので肌のごわつきや小じわなどを改善してくれます。

リノール酸は肌の細胞間脂質の約50%を占めるセラミドの構成成分で、肌への浸透が良く、肌のバリア機能を維持し水分の蒸発を防ぐ作用があります。

ビタミンEは脂溶性のため肌になじみやすく、強力な抗酸化作用や血行・代謝促進作用があるため、肌のターンオーバーを促進し、くすみを改善や老化防止などが期待されます。

アルガンオイルおすすめ使い方

アルガンオイルのおすすめの使い方をご紹介します!

ヘアケアに使う方法

お風呂につかりながらオイルで頭皮をマッサージし、汚れや皮脂を浮き上がらせてから、しっかりシャンプーすると頭皮や髪が生き生きとしてきます。

また、シャンプー後の髪の毛先を中心に少量をなじませてから乾かすと髪の乾燥を防ぎ、つやのある髪に仕上がります。

メイクに使う方法

メイク下地としてメイク前の肌に薄くなじませたり、メイク落とし代わりにオイルを肌になじませてメイクを浮かせ、濡らしたコットンやティッシュなどで軽く拭き取ってから洗顔します。

スキンケアに使う方法

洗顔後、化粧水の後に美容液として、肌のお手入れ前の導入液として、マッサージオイルとして、多用途に幅広く使えます。

お風呂に浸かりながらオイルでマッサージすると蒸気と共にオイルが優しく肌になじみ、より血行促進や美肌につながります。

ホホバオイルの特徴

特徴や効果を丁寧に書いてください

灼熱の太陽が降り注ぐ砂漠で生息する「ホホバ」の種子が原料でアメリカ先住民ネイティブアメリカンの秘薬として重宝されてきました。

エイジングケアに不可欠な「ワックスエステル」の含有量がどの植物よりも多いオイルです。

低温圧搾法で作られた未精製のオイルは黄金色でビタミンEやベータカロテンが豊富、化粧品原料として使いやすいように精製されたものは無色透明です。

注目美容成分

・ワックスエステル(97%)

・ビタミンE

・ベータカロテン

人間の皮脂の中で年齢と共に減少する「ワックスエステル」は肌や毛髪などに存在し、酸化から身を守るバリア保護オイルです。

そのワックスエステルを補ってくれるのがホホバオイルで肌や髪の乾燥を防ぎ、肌弾力やツヤの回復、シミ・シワの改善、毛穴の黒ずみや抜け毛の予防などの効果が期待されます。

強い抗酸化作用のあるビタミンEは紫外線やその他の酸化ストレスから肌を守り、肌の老化を防止してくれます。

ベータカロテンは肌のハリと潤いを保ち、バリア機能を高めてくれます。

一つづつ解説してください

ホホバオイルの使い方

ホホバオイルの使い方をご紹介します!

ヘアケアに使う方法

たっぷりのオイルでヘッドマッサージをして、毛穴の汚れを浮かせてからしっかりシャンプーをします。

また、シャンプー後の髪の毛先を中心になじませる、つやの欲しい部分に少量なじませる、などヘアケア全般に使えます。

メイクに使う方法

化粧下地としてメイク前に少量のオイルを肌になじませてからメイクします。

メイク落とし代わりにオイルを肌にのせてメイクとなじませ、コットンやティッシュでしっかり吸収させてから洗顔します。

スキンケアに使う方法

毛穴のつまりや黒ずみが気になる部分にオイルを少量なじませ、皮脂汚れを柔らかくしてから、コットンで拭き取った後に洗顔します。

手持ちの化粧品に1〜2滴加えててよくなじませ、保湿力をプラスしてから肌にのせるとツヤのある肌に仕上がります。

乾燥やシワの気になる部分に直接塗布することで保湿力をアップします。

フェイスマッサージやボディマッサージにも適しており、さらっとして酸化もしにくいので長期保管にも向いています。(長期保管には精製済みがおすすめです。)

ホホバオイルの効果

人間の皮脂の中で年齢と共に減少する「ワックスエステル」を補い、肌や毛髪を酸化から守るバリア機能に優れています。

また、肌弾力やツヤの回復、シミ・シワ・毛穴の黒ずみの改善などの効果が期待されます。

強い抗酸化作用のあるビタミンEやベータカロテンが肌の老化を防ぎ、紫外線からのダメージを緩和してくれます。

アルガンオイル&ホホバオイルの違いを比較

アルガンオイルとホホバオイルの違いは、3つあります。

⚫︎主要な成分が「オレイン酸」か「ワックスエステル」か

⚫︎アンチエイジング物質「ビタミンE」の含有量

⚫︎酸化の速度

皮脂の40%を占める「オレイン酸」と皮脂の25%を占める「ワックスエステル」共に年齢によって減少するといわれています。

皮脂バランスは人それぞれですが、肌を保護するバリア機能の役割が強いのが「ワックスエステル」

その点で「ワックスエステル」97%を占めるホホバオイルは肌を刺激から守ったりバリア機能を高めることが得意です。

一方でオレイン酸は皮脂の中で最も多い成分で自然な潤いを与えてくれるので、潤いの足りない肌には最も必要な成分といえます。

老化を防止する抗酸化物質のビタミンEについては、アルガンオイルの方に多く含まれ、アンチエイジング効果はアルガンオイルの方がより期待できるでしょう。

「ワックスエステル」の特徴としては酸化しにくい点があげられ、この点ではホホバオイルの方が酸化しにくい長期保存に向くオイルです。

アルガンオイルはこんな人におすすめな

皮脂に最も多く含まれるオレイン酸を補い、お肌に自然な潤いを与え、皮膚を柔らかくしてくれるので、肌のごわつきや小じわなどが気になっている人におすすめです。

肌の皮脂の奥にある細胞間脂質の約50%を占めるセラミドの構成成分であるリノール酸が、肌のバリア機能を維持し水分の蒸発を防いでくれるので、肌の水分不足に悩む人にもいいですね。

また、強力な抗酸化作用をもつビタミンEが豊富で、肌のターンオーバーを促進してくれるので、くすみやシミが気になっている人も使ってみる価値ありです。

ホホバオイルはこんな人におすすめ

皮膚のバリア機能を高める「ホホバエステル」が97%を占めるので、肌のトラブルが気になる人や刺激から肌を守りたい人、本来の肌の調子を取り戻したい人におすすめです。

精製オイルは刺激が少ないので、赤ちゃんから年齢を重ねた人まで幅広く安心して使えます。

酸化しにくいオイルなので長期保存に向き、マッサージ用に多めの量を保存しておくなどに向いています。

精製オイルは他の化粧品や成分との馴染みが良いため、手持ちの化粧品にプラスして保湿効果を高めたいときにもおすすめです。

アルガンオイルとホホバオイル違いを比較!おすすめはどっちがいい?まとめ

まとめにあたる内容です。

オレイン酸と抗酸化物質ビタミンEが豊富な「アルガンオイル」とワックスエステルが大半を占める「ホホバオイル」

保湿力は共に高いですが、合うか合わないかは使う方の皮脂バランスの状態にも左右されそうです。

保湿に加え、アルガンオイルは「アンチエイジング」が得意で、シミ・しわなど加齢による肌のトラブルが気になっている方にはおすすめです。

また、ホホバオイルは「肌のバリア機能回復」が得意で、酸化しづらく刺激も少ないので幅広い年齢層の肌の保護やマッサージに向いています。

どちらも肌なじみが良く使いやすいオイルですが、人によっては刺激を感じたりかぶれたりすることもありますので、使う前には少量でパッチテストをしてから肌に合うかどうか確かめてくださいね!

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